コラム COLUMN
動物看護士と相談!愛犬とストレスフリーな生活のためにできること
こんにちは。
八潮市のくさの動物病院です。
愛犬は、日々の暮らしに刺激を与えてくれたり、癒しとなってくれたりする大切な存在です。
犬とは会話はできませんが、行動やしぐさをよく観察することで、ストレス状態を知ることができます。
今回は、愛犬とのストレスフリーな生活についてお話しします。
犬にはカーミングシグナルという、ストレスを感じたときや興奮している気持ちを伝える行動が、犬種に関係なく生まれつき備わっています。
カーミングシグナルは、ノルウェーのドッグトレーナー、トゥーリッド・ルーガス氏により提唱されました。
代表的なカーミングシグナルを3点、紹介します。
1.あくびをする
寝起き以外でするあくびは、犬が不快感を感じているサインとして疑うことができます。
叱られているときや嫌なことをされているときにあくびをするのは、これ以上しないでほしいというサインです。
また、嬉しすぎて興奮しているときにも、気持ちを落ち着かせるためにあくびをすることがあります。
2.手足を嚙む
犬が手足を噛む原因は、かゆみを感じている場合とストレスを感じている場合の2種類です。
遊んでもらえない、散歩に行けないといった不満がある場合に、手足を噛むことでストレスを解消します。
かゆくて噛んでいる場合は病気やアレルギーの可能性が考えられるので、手足を観察して異常がある場合は、獣医師の診察を受けましょう。
3.身体をかく
手足を噛む行為と同様に、身体をかく行為もかゆみを感じている場合と感情を表している場合があります。
感情を表す場合には、身体を前足で顔をかいていると欲求不満でストレスを感じていて、後ろ足でかいていると満足や感謝を表すサインとなります。
カーミングシグナルは愛犬の気持ちを知る重要な指標です。
愛犬のために、どのようなカーミングシグナルがあるのか調べてみましょう。
犬のストレス解消法は、適度な運動、適度な刺激、そして落ち着いた時間の3つです。
犬は活発な動物で、身体が大きくなるほど必要な運動量も増えます。
愛犬の体格に合った運動量を確保してあげましょう。
また、新しいおもちゃやドッグランでの他の犬・人との触れ合いは、愛犬にとって良い刺激となります。
ストレスにならない程度の刺激を与えることも、日々の生活で意識しましょう。
犬にも、1頭で静かに過ごしたいとき時があります。
常にかまうのではなく、適度な距離を保つこともときには大切です。
愛犬の様子をよく観察し、コミュニケーションを取ることで、お互いがストレスなく快適に過ごすことができます。
動物看護士は、飼い主と愛犬に寄り添い、両者をつなぐ役割を持っています。
愛犬との普段の生活で不安なことがあれば、動物看護士と相談し改善していきましょう。
くさの動物病院は、愛犬が飼い主様と充実した時間を過ごすことができるよう、日々のケアから病気の診療まで、丁寧に対応しています。
愛犬の健康やストレスについて疑問があれば、お気軽にご相談ください。
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